※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
電気ポットは一日中コンセントにつないでおく家電なので、買ったあとに効いてくるのは本体価格より電気代です。ところが商品ページの「年間消費電力量」を定番の2.2L前後の4台で読み比べると、年間消費電力量の記載があるのは2台(382kWhと263kWh)で、1台は年間電気代約7,300円という形の記載、1台は記載がありません。さらに星1〜3のレビューを延べ86件数えると、いちばん多い不満は故障・初期不良(20件)で4台すべてにあり、保証の記載は4台とも1年でした。この記事は、電気代の数字、故障の投稿と保証、お知らせ音と給湯の投稿で4台を選び分けます。
結論|同じ2.2Lでも年間の電気代は約3,700円違う。故障の投稿は4台すべてにあり、保証は4台とも1年
電気代と本体価格の両方を抑えるならタイガー PIL-A220(VE電気まほうびん・年間消費電力量263kWh・約10,433円)。ただし沸いたときのお知らせ音がないという投稿が5件。沸く速さと機能で選ぶなら象印 CV-GA22(905W・沸とう時間約19分・年間電気代約7,300円の記載で、記載と計算値のなかではいちばん低い数字)。ただし読んだ19件のうち故障の投稿が12件で、給湯ボタンやポンプが2年半〜4年半で反応しなくなったという内容が5件。価格で選ぶならタイガー PDR-G221(約7,574円)。ただし年間消費電力量382kWh(計算で約11,800円)は記載と計算値のなかでいちばん高い数字で、電源コードが外れる・短いという投稿が3件。コーヒーをゆっくり注ぎたい人で音を気にしないなら象印 CD-WU22(カフェドリップ給湯・4段階保温)。ただし年間消費電力量の記載がなく、完了メロディが大きいという投稿が2件。年間消費電力量に1kWhあたり31円を掛けると、PDR-G221は約11,800円、PIL-A220は約8,200円で、同じタイガーの2.2L前後の2台で年間約3,700円の差になります。
| 商品 | どんな人向けか |
|---|---|
| タイガー PDR-G221 | 本体価格を優先し、電気代は6時間の節電タイマーで抑える人。電源コードの投稿3件を承知で、置き場所とコードの長さ1mを先に確かめる人 |
| 象印 CD-WU22 | コーヒーや紅茶をゆっくり注ぎたい人。年間消費電力量の記載がないことと、完了メロディが大きいという投稿2件を受け入れる人 |
| タイガー PIL-A220 | VE(電気まほうびん)で保温の電気代を抑えたい人。沸いても音で知らせないという投稿5件を承知で、静かなほうがよい人 |
| 象印 CV-GA22 | 905Wで早く沸かし、5段階の保温とまほうびん保温を使い分けたい人。故障の投稿12件(読んだ19件中)を踏まえ、保証1年のうちに給湯ボタンの反応を確かめる人 |
この記事が向いていない人
- 3L以上の容量が欲しい人(この記事は2.2L前後の4台で比べています。象印CV-GA22はレビュー欄が3Lの機種と共通で、タイガーPIL-A220もレビューに容量の表記が付きますが、数字は2.2Lのものです)
- コンセントを抜いた状態でも給湯したい人(タイガーPIL-A220には通電しないとお湯が出せないという投稿が1件あり、4台ともコードレス給湯の記載はありません)
- 使うたびに沸かす電気ケトル派の人(温度調整ができるケトルは別の記事で比べています)
- 5,000円未満で探している人(この記事は7,574〜14,000円の範囲で比べています)
この記事の根拠
2026年9月時点で、購入者レビューが合計約6,300件寄せられている4商品について、レビューの傾向(高評価・低評価の両方)と評価の分布、公開仕様を分析して比較しています。各商品の星1・星2・星3のレビュー一覧を10件まで読み、合計86件(タイガーPDR-G221 30件・象印CD-WU22 11件・タイガーPIL-A220 26件・象印CV-GA22 19件)を数えました。不満の件数は延べ数です。新着順10件は最近の傾向の確認に使っています。運営者が商品を実際に使用して書いた記事ではありません。分析の方法は当サイトのレビュー分析方針で公開しています。
3点だけ断っておきます。1つは、象印CV-GA22のレビュー欄は3.0Lの機種と共通で、読んだ30件のうち2.2Lの表記があった19件だけを数えたことです。2つ目は、象印CD-WU22は本文のある星1〜3のレビューが11件しかなく、タイガーPIL-A220も星1・星2は本文のあるものを全件読んだうえでの件数なので、4台の件数は同じ母数ではないことです。3つ目は、レビュー数が3,296件と4台で最も多い象印CV-GA22は星1〜3の一覧も長く、読んだ範囲の件数が故障に偏ることです。件数は「読んだ範囲では」の数字として受け取ってください。
電気ポットの選び方|見るべき基準は3つ
4台の商品ページを読み比べ、星1〜3の不満を種類別に数えると、見るべき基準は次の3つに絞れます。①年間消費電力量の記載(電気代の計算)、②故障の投稿と保証の記載、③お知らせ音と給湯の投稿です。
① 年間消費電力量の記載(電気代は本体価格より先に見る)
電気ポットの電気代は、湯沸かしよりも保温の時間で決まります。商品ページに年間消費電力量の記載があるのは、タイガーPDR-G221が382kWh/年、タイガーPIL-A220が263kWh/年(1日当たり0.73kWh)の2台で、象印CV-GA22は年間電気代約7,300円という形で書かれています。象印CD-WU22には年間消費電力量も年間電気代も記載がありません。1kWhあたり31円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価・税込)で計算すると、PDR-G221は約11,800円、PIL-A220は約8,200円になり、差は119kWh、約3,700円です。
差の理由は商品ページの方式にあります。PIL-A220とCV-GA22は「VE(電気まほうびん)」で、CV-GA22の商品ページには電気で沸かしてまほうびん保温をするとあります。PDR-G221とCD-WU22は「マイコン」で、まほうびん構造の記載はありません。象印CV-GA22の年間電気代は、室温23℃・湯沸かし2回/日・再沸とう1回/日・保温90℃で23時間/日という日本電機工業会自主基準の測定条件で、タイガー2台は測定条件が商品ページに書かれていません。本体価格の差が2,000〜3,000円でも、年間消費電力量の差が100kWhを超えると1年で逆転するので、記載のある機種を選び、記載のない機種は保温の電気代を確かめようがない前提で選ぶのが1つ目の判断点です。
② 故障の投稿と、保証の記載
故障・初期不良の投稿は20件で、象印CV-GA22が12件、タイガーPDR-G221が5件、タイガーPIL-A220が2件、象印CD-WU22が1件です。CV-GA22は給湯ボタン・ポンプ・モーターが反応しなくなったという内容が5件で、時期は2年半〜4年半でした。星1に「お湯が沸くのですが、給湯ボタンが反応しなくなりました。新しいものを買うまで、蓋を開けてお玉ですくって使用しています。」とあります。再沸とうを繰り返すようになったという内容も2件で、星3に「今使って3年ですが保温機能が壊れました。 温度が下がって1日に何度も勝手に再沸騰していて気が付きました。」があります。
PDR-G221は届いた時点の初期不良が2件と、1〜2年での故障が3件です。PIL-A220は星2に「1台目は2年くらい、2台目は1年半で壊れた。どちらも給湯のモーターポンプが動かなくなった。」とあります。保証の記載は4台とも1年で、差がありません。故障の投稿が4台すべてにあり保証も同じ1年なので、給湯ボタンとポンプは保証期間内に毎日使って反応を確かめ、3年目以降の故障はどの機種でも起こり得る前提で選ぶのが2つ目の判断点です。
③ お知らせ音と給湯の投稿
お知らせ音の投稿は7件ですが、向きが逆です。タイガーPIL-A220は沸いても音で知らせないという不満が5件で、星3に「再沸騰で100℃になっても、何のお知らせ機能も無いのが不満です。」があります。象印CD-WU22は完了メロディが大きい・設定が残らないという不満が2件で、星1に「音がでるとは知らずに買った。 商品の仕様ではメロディ付きとはどこにも載っていない」とあります。4台とも商品ページにお知らせ音の有無は書かれていません。
給湯・注ぎの投稿は6件で、PIL-A220が3件、PDR-G221が2件、CV-GA22が1件です。PIL-A220には星2に注いだあとの水滴が急須の外にこぼれるという投稿があり、CV-GA22は星2に「お湯の出る速度が遅すぎていらいらします。」があります。ゆっくり注ぐ「カフェドリップ給湯」の記載があるのは象印の2台で、CV-GA22の新着順の星5にはコーヒーのためにゆっくり給湯を選んだという投稿があります。音は寝室やリビングの近くで使うなら「鳴らない」側、キッチンで沸き上がりを待つなら「鳴る」側を選び、給湯は速さとゆっくり注げることのどちらを取るかを決めてから機種を見るのが3つ目の判断点です。
電気ポット4台の比較表
| 項目 | タイガー PDR-G221 | 象印 CD-WU22 | タイガー PIL-A220 | 象印 CV-GA22 |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 約7,574円 | 約10,230円 | 約10,433円 | 約14,000円 |
| 方式(商品ページ) | マイコン | マイコン | VE(電気まほうびん) | VE(電気まほうびん) |
| 年間消費電力量 | 382kWh/年 | -(記載なし) | 263kWh/年 | -(年間電気代約7,300円の記載) |
| 年間の電気代(31円/kWhで計算) | 約11,800円 | -(計算できない) | 約8,200円 | 約7,300円(商品ページの値) |
| 湯沸かし時の消費電力 | 700W | 700W | 700W | 905W |
| 沸とう時間(商品ページ) | -(記載なし) | -(記載なし) | -(記載なし) | 約19分(満水・室温23℃) |
| 保温温度の段階 | 3段階(98・90・70℃) | 4段階(98・90・80・70℃) | 4段階(温度の数値は記載なし) | 5段階(98・90・80・70℃・まほうびん) |
| 節電タイマー | 6時間 | 5段階(6〜10時間) | 5段階 | 5段階(6〜10時間) |
| カフェドリップ給湯 | -(記載なし) | あり | -(記載なし) | あり(ゆっくりカフェドリップ給湯) |
| 故障・初期不良の投稿(星1〜3で読んだ件数中) | 5件(30件中) | 1件(11件中) | 2件(26件中) | 12件(19件中) |
| お知らせ音の投稿 | 0件 | 2件(大きい) | 5件(鳴らない) | 0件 |
| 保証(商品ページ) | 1年 | 1年 | 1年 | 1年間 |
| 容量 | 2.2L | 2.2L | 2.15L | 2.2L |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 約21.2×28.0×25.4cm | 21×28.5×25cm | 約21.2×28.0×25.5cm | 約22×29.5×26cm |
| 本体質量 | 約2.0kg | 2.2kg | 約2.4kg(仕様表は2.8kg) | 約2.7kg |
| 販売元(2026年9月時点) | マーケットプレイスの店 | マーケットプレイスの店 | マーケットプレイスの店 | 通販サイトの直販 |
| レビュー件数 | 1,730件 | 204件 | 1,038件 | 3,296件(3.0L含む) |
| 星1〜2の割合 | 3% | 11% | 4% | 4% |
投稿の件数は2026年9月時点で読んだ範囲の延べ数で、象印CV-GA22は2.2L表記の投稿だけを数えています。仕様は商品ページの記載のままで、「-(記載なし)」は商品ページに記載がない項目です。年間の電気代は年間消費電力量に31円/kWhを掛けた計算値で、測定条件は機種で異なる可能性があります。価格は2026年9月時点の各商品ページの表示です。
商品ごとの解説
タイガー PDR-G221(約7,574円)
4台で価格がいちばん低い700Wのマイコン機で、売れ筋ランキング電気ポット4位。年間消費電力量382kWh(計算で約11,800円)は記載と計算値のなかでいちばん高い数字で、故障・初期不良の投稿5件と電源コードの投稿3件がある。
- 良い点:約7,574円、保温3段階(98・90・70℃)、6時間の節電タイマー、湯沸かし700W、蒸気量を従来品比で約1/3にカットの記載、カラだき検知・通電自動オフ、約2.0kg、保証1年、星1〜2の割合3%は4台で最も低い、新着順10件は星5が6件
- 気になる点:年間消費電力量382kWh(31円/kWhで約11,800円)、故障・初期不良が5件、蓋の部品・ロックが4件、電源コードが3件(外れやすい2・短い1)、沸くのが遅いが2件、においが2件、中古が届いた・返金の手続きが4件(販売元はマーケットプレイスの店)、電源スイッチがないが1件、コードの長さ1m
電気ポットの売れ筋ランキング4位(2026年9月時点)で、4台のなかで価格がいちばん低い商品です。保温温度は98℃・90℃・70℃の3段階、6時間の節電タイマーと節約再沸とう、湯沸かし時の消費電力を700Wに抑えて蒸気量を従来品(同社PDK-G型)比で約1/3にカットした省スチーム沸とう、内容器はフッ素加工のステンレスでクエン酸洗浄の機能があります。本体サイズは約21.2×28.0×25.4cm、質量約2.0kg、コードの長さ1m、年間消費電力量382kWh/年、保証は1年です。メーカー説明の比較表では、同じ表に並ぶ他の5機種のうち4機種が「蒸気レス」に対応しているのに対し、この機種の欄は対応の印がありません。
星1・星2・星3の一覧を10件ずつ読みました。故障・初期不良が5件で最多、次に蓋の部品・ロックが4件、中古が届いたが4件(返金の対応を含む)、電源コードが3件です。星1に「購入して2年目で壊れた。コードつないで電源ランプがつくがコードの接触が悪いかのような反応ですぐ消えた。」、星2に「動かすとすぐ電源コードのソケットが気づかないうちにはずれるので、時々ボタンを押しても反応しない為不便です。」とあります。沸くのが遅いは星2に「消費電力を低く抑えているため、沸くのに時間がかかる。また、電源プラグが外れやすい。」があり、電源スイッチについては星3に「電源オンオフが無いので、使わない時はコンセントを抜かないといけない。」があります。
星1〜2の割合は3%で4台のなかでいちばん低く、直近10件(2026年8月5日〜9月25日)は星5が6件・星4が1件・星3が3件です。星5に「沸騰する時や給湯の時の音は前回のものより静かでした。」、別の星5に「内側にカルキがたくさん付いて汚くなったので、同じものの新品へ買い換えました。」とあり、同じ機種への買い替えが続き、コードと蓋の作りで評価が下がる機種です。
向いているのは、本体価格を優先し、節電タイマーで通電を止める使い方ができて、コードの長さ1mが届く場所に置ける人。向いていないのは、保温の電気代を抑えたい人と、蓋の作りやコードの固定を気にする人です。→ タイガー PDR-G221 の商品ページを見る
象印 CD-WU22(約10,230円)
カフェドリップ給湯と4段階保温、5段階の節約タイマーを持つ700Wのマイコン機。年間消費電力量の記載がなく、本文のある星1〜3のレビューは11件で、完了メロディが大きいという投稿が2件。
- 良い点:カフェドリップ給湯、保温4段階(98・90・80・70℃)、節約タイマー5段階(6〜10時間)、沸とうさせずに設定温度まで沸かすトリプルセーブ湯沸し、デジタル液晶の温度表示、自動給湯ロック・転倒湯漏れ防止構造、2.2kg、保証1年、新着順10件に軽い・操作が簡単という星5
- 気になる点:年間消費電力量・沸とう時間の記載なし、作り・操作ボタンが3件(凹む・上蓋がペラペラ・給湯ボタンが押しにくい)、お知らせ音が2件(メロディが大きい・設定が残らない)、故障1件(2022年製が2026年に再沸とうを繰り返す)、においが1件、沸くのが遅いが1件、本体が熱いが1件、星1〜2の割合11%は4台で最も高い
電気ポットの売れ筋ランキング22位(2026年9月時点)のマイコン沸とう電動ポットです。ゆっくり少量ずつ注げるカフェドリップ給湯、98℃・90℃・80℃・70℃の4段階保温、6〜10時間の5段階節約タイマー、沸とうさせずに設定した温度まで沸かして湯沸し時間・消費電力・蒸気を抑えるトリプルセーブ湯沸し(90・80・70℃設定時)、温度がひと目でわかるデジタル液晶、広口でフッ素加工の内容器、空だき防止・自動給湯ロック・転倒湯漏れ防止構造があります。本体サイズは21×28.5×25cm、質量2.2kg、コード1m、湯沸かし700W、保証1年です。年間消費電力量と沸とう時間は商品ページに記載がありません。
星1・星2・星3の一覧を読みました。本文のあるレビューは星1が5件・星2が1件・星3が5件で、これで全部です。作り・操作ボタンが3件で最多、次にお知らせ音が2件です。星1に「音がでるとは知らずに買った。 商品の仕様ではメロディ付きとはどこにも載っていない」、星3に「デフォールトは大きなメロディが鳴る仕様。朝など静かにしたいのに毎回設定しなおし。」とあります。故障は星1に「90度保温が沸騰の100度から80度の再沸騰まで繰り返すようになり、1日に何度も再沸騰を繰り返し」があり、2022年製の機種についての2026年の投稿です。沸くのが遅いは星1に「お湯が沸くのに時間がかかる15分〜20分必要です。」があります。
星1〜2の割合は11%で4台のなかでいちばん高いものの、本文のある星1〜3が11件と少なく、直近10件(2026年3月10日〜8月19日)は星5が6件・星4が1件・星3が2件・星1が1件です。星5に「10年以上使っていたポットと、比べると本体が軽いです。シンプルで使いやすい。」、星4に「タイマーのセットで音楽が鳴るか鳴らないか選べるようにして欲しい。」とあり、軽さと操作の簡単さ、コーヒー向けの給湯は評価され、音の設定で評価が割れる機種です。
向いているのは、コーヒーや紅茶をゆっくり注ぎたい人で、キッチンで沸き上がりの音が鳴ってもかまわない人。向いていないのは、年間の電気代を数字で比べてから選びたい人と、朝や夜に静かに使いたい人です。→ 象印 CD-WU22 の商品ページを見る
タイガー PIL-A220(約10,433円)
VE(電気まほうびん)機で、年間消費電力量263kWhはkWhの記載がある2台のうち少ないほう(PDR-G221より119kWh少ない)。沸いても音で知らせないという投稿が5件で、蓋の中で音がするという投稿が2件。
- 良い点:VE(電気まほうびん)、年間消費電力量263kWh/年(1日当たり0.73kWh・31円/kWhで約8,200円)、2時間以上使わないと保温を5℃下げる省エネコース、5段階の節電タイマー、保温4段階、蒸気量約1/2カットの省スチーム沸とう、約2.4kg、保証1年、故障の投稿は2件、新着順10件は星5が7件
- 気になる点:お知らせ音がないが5件、中古同然・破損・梱包が4件(販売元はマーケットプレイスの店)、においが3件、給湯が3件(止まらない・水滴・出方が遅い)、蓋の中の音が2件、残量が見にくいが2件、保温が期待外れが2件、保温温度の数値・沸とう時間・安全機能の記載なし、質量が箇条書き約2.4kgと仕様表2.8kgで食い違う
電気ポットの売れ筋ランキング42位(2026年9月時点)のVE電気まほうびん「とく子さん」で、定格容量は2.15Lです。VE機能ありと記載され、2時間以上使わなければ自動的に保温を5℃下げる省エネコース、5段階の節電タイマー、4段階の保温温度選択、蒸気量約1/2カットの省スチーム沸とうがあります。本体サイズは約21.2×28.0×25.5cm、質量は箇条書きに約2.4kg(仕様表は2.8kg)、最大消費電力700W、1日当たりの消費電力量0.73kWh、年間消費電力量263kWh/年、保証期間1年です。保温温度の数値、沸とう時間、コードの長さ、安全機能は商品ページに記載がなく、メーカー説明も「電気ポット」の一語だけです。
星1・星2は本文のある9件・7件を全件、星3は一覧の10件を読みました。お知らせ音がないが5件で最多、次に中古同然・破損・梱包が4件、においが3件、給湯が3件です。星3に「沸騰する音が静かで湯気も少なめです。ただ、贅沢を言わせて頂くならお知らせ音は必要かなと。」、星1に「買ってすぐに三回ぐらい沸かして捨てて、それから毎日沸かして捨ててを繰り返してますが臭い」とあります。残量は星2に「お湯の分量を見るゲージが見ずらく入っているのかいないのか判断しにくい。」があり、保温は星3に「肝心の魔法瓶の保温性能が期待外れでした。ステンレス製の魔法瓶水筒の保温性能には到底及びません。」があります。
星1〜2の割合は4%で、直近10件(2026年5月10日〜9月10日)は星5が7件・星4が1件・星3が1件・星2が1件です。星5に「2.2L型では省エネ一番でしょうか。」、別の星5に「出湯がやわらかい」、星4に「蓋が一年中365日熱くて触れないくらいなのですが、これであってますか?」とあり、省エネと静かさは評価され、お知らせ音がないことと蓋の熱さ、給湯ポンプの故障で評価が下がる機種です。
向いているのは、一日中つけたままにする家庭で保温の電気代を抑えたい人と、沸き上がりの音が鳴らないほうがよい人。向いていないのは、沸いたことを音で知りたい人と、保温温度の数値や沸とう時間を商品ページで確かめてから選びたい人です。→ タイガー PIL-A220 の商品ページを見る
象印 CV-GA22(約14,000円)
905Wのスピード沸とうと5段階保温、まほうびん保温を持つVE機で、沸とう時間約19分と年間電気代約7,300円の記載がある。読んだ19件のうち故障の投稿が12件で、給湯ボタンやポンプの2年半〜4年半での故障が5件。
- 良い点:905Wスピード沸とう(沸とう時間約19分の記載)、5段階保温(98・90・80・70℃・まほうびん)、沸とうセーブと省エネモード(選択式)、ゆっくりカフェドリップ給湯、5段階節約タイマー(6〜10時間)、年間電気代約7,300円の記載(測定条件つき)、大型の液晶と大きな文字、販売元が通販サイトの直販(マーケットプレイスの店ではない)、売れ筋ランキング7位、レビュー3,296件
- 気になる点:故障が12件(読んだ19件中。給湯ボタン・ポンプ・モーター5、再沸とうの繰り返し2、温め不可・停止2、音が鳴らない1、記載なし2)、においが2件、給湯が遅いが1件、内容器のコーティング剥がれが1件、蓋のがたつきが1件、タッチボタンの押し間違えが1件、4台で価格がいちばん高い、安全機能とコードの長さの記載なし
電気ポットの売れ筋ランキング7位(2026年9月時点)で、4台のなかで価格がいちばん高く、レビュー件数がいちばん多い商品です。電気で沸かしてまほうびん保温、905Wのスピード沸とう、沸とうさせずに設定温度まで沸かす沸とうセーブ(90・80・70℃設定時)、2時間操作しないと保温ヒーターを切る省エネモード(98・90・80℃設定時)、ゆっくりカフェドリップ給湯、6〜10時間の5段階節約タイマー、98℃・90℃・80℃・70℃・まほうびんの5段階保温設定、約1.4倍に大型化したオレンジ液晶があります。メーカー説明の比較表では、沸とう時間が約19分(室温23℃・水温23℃・満水)、年間電気代が約7,300円(日本電機工業会自主基準・31円/kWh)です。本体サイズは約22×29.5×26cm、質量約2.7kg、保証期間1年間です。
星1・星2・星3の一覧を10件ずつ読み、2.2L表記の19件を数えました。故障が12件で、他の不満を大きく引き離しています。星1に「2020年に購入し、通算4年使用しました。他レビューでもあるように、給湯ボタンが反応しなくなるという故障でした。」、星2に「タイガー製から買い換えて僅か2年半、給湯ボタンを押してもモーター音のみでお湯が出なくなりました」とあります。再沸とうの繰り返しは星2に「2023年4月に購入 普通に使ってて 2025年11月沸騰を繰り返すで故障」があります。においは星2に「給湯口からのお湯はプラスチックと言うか、ゴムのような匂いがあり気になります。」があり、星3には温度設定を評価する「家で、気軽に白湯を飲みたいときに70度の温度設定がとても重宝しています。」もあります。
星1〜2の割合は4%で、直近10件(2026年6月29日〜9月22日)は星5が9件・星3が1件です。星5に「保証期間を過ぎていたが、すぐにちゃんとした電源コードを送ってくれた。」、別の星5に「省エネモード機能があり、お気に入りです、ポット容量は2.2Lですが十分と思った」とあり、沸く速さと機能、メーカーの対応は評価され、2年半〜4年半での給湯ボタンとポンプの故障で評価が下がる機種です。星1の投稿2件には、4年前は8,000円台だった価格が13,000円台になっているという記載があります。
向いているのは、905Wで早く沸かし、コーヒー用のゆっくり給湯とまほうびん保温を使い分けたい人で、給湯ボタンの反応を保証期間内に確かめられる人。向いていないのは、3年以上の耐久を価格の根拠にしたい人と、ボタンの少ない操作パネルがよい人です。→ 象印 CV-GA22 の商品ページを見る
低評価レビューに共通する不満と、その対処
① 故障・初期不良(20件)
4台すべてにあり、象印CV-GA22の12件は給湯ボタン・ポンプ・モーターが反応しなくなった5件と再沸とうの繰り返し2件が中心で、時期は6か月〜4年半です。タイガーPDR-G221の5件は初期不良2件と1〜2年の故障3件、タイガーPIL-A220は2台とも給湯ポンプが止まったという投稿、象印CD-WU22は2022年製が再沸とうを繰り返すという投稿です。保証の記載は4台とも1年です。対処は、届いた日から給湯ボタンと保温の動きを毎日確かめて初期不良は保証期間内に申し出ること、3年目以降は給湯ポンプの故障がどの機種でも起こり得るものとして、価格差を耐久の根拠にしないこと。CV-GA22の新着順には、保証期間を過ぎた電源コードの不具合にメーカーが交換で応じたという星5があります。
② においが取れない(8件)と、中古が届いた・梱包(8件)
においは4台すべてにあり、PIL-A220が3件、PDR-G221とCV-GA22が2件、CD-WU22が1件です。内容は、数回沸かして捨てても樹脂のような臭いが消えないというもので、CV-GA22の投稿には取扱説明書に匂いの記載があるという言及があります。対処は、最初の数回は沸かして捨てる前提で買い、それでも残る場合は各社が案内するクエン酸洗浄を試すこと。PDR-G221とCD-WU22はクエン酸洗浄の機能が商品ページに書かれています。中古が届いた・破損・梱包の8件は、販売元がマーケットプレイスの店のPDR-G221とPIL-A220に4件ずつあり、本体の性能の話ではありません。注文時に販売元と出荷元を確かめ、届いたら箱と本体の状態をその日に見るのが対処です。
③ 蓋(7件)、お知らせ音(7件)、給湯・注ぎ(6件)
蓋はPDR-G221に4件(ツメやロック部が弱そう・蓋が固定で不便)、PIL-A220に2件(蓋の中でカラカラ音がする。うち1件はサポートが問題なしと回答)、CV-GA22に1件(付け根の隙間)です。お知らせ音はPIL-A220に「鳴らない」が5件、CD-WU22に「大きい」が2件で、4台とも商品ページに音の有無の記載がありません。給湯・注ぎはPIL-A220に3件、PDR-G221に2件、CV-GA22に1件で、水滴がこぼれる・出る速度が遅い・注ぎ口が低いという内容です。対処は、音は「鳴る・鳴らない」のどちらが困るかを先に決めてレビューで確かめること、給湯はカフェドリップ給湯のある機種は「ゆっくり」が仕様だと理解して選ぶこと、蓋は、取っ手を押して開閉しないとツメが壊れそうという星3の投稿のとおり、取っ手を押して扱うことです。
まとめ|状況別のおすすめ
- 一日中つけたままにして、本体価格を抑えつつ保温の電気代も抑える → タイガー PIL-A220(VE・263kWh/年・お知らせ音がないという投稿5件)
- 早く沸かして、コーヒー用のゆっくり給湯とまほうびん保温を使い分ける → 象印 CV-GA22(905W・約19分・故障の投稿12件(読んだ19件中)・保証1年)
- 本体価格を優先し、節電タイマーで通電を止める → タイガー PDR-G221(約7,574円・382kWh/年・電源コードの投稿3件)
- コーヒーや紅茶をゆっくり注ぎ、沸き上がりの音が鳴ってもよい → 象印 CD-WU22(カフェドリップ給湯・年間消費電力量の記載なし・メロディが大きいという投稿2件)
お湯まわりの道具は同じ方法で比べています。使うたびに沸かす派なら温度調整ケトルおすすめ4選、朝のコーヒーを自動にしたいなら全自動コーヒーメーカーおすすめ4選もあわせてどうぞ。
あわせて読みたい
温度調整ケトルおすすめ4選|「注ぎにくい」失敗をレビューから防ぐ
ポットでなくケトルで使うたびに沸かす人へ。最多の不満は温度機能ではなく「注ぎにくい」だったという記事です。
全自動コーヒーメーカーおすすめ4選|「手入れが面倒」失敗をフィルターの仕様から防ぐ
ポットのお湯でドリップする手間をなくしたい人へ。手入れの不満はペーパーフィルターが使えない機種に集中したという記事です。
価格・仕様について
本記事に記載した価格・仕様・レビュー件数は、2026年9月時点で各商品ページに表記されていた情報です。電気ポットは同じ商品ページに容量違いが並び、レビュー欄が共通のことがあるため、別の容量の投稿が混ざることがあります。不満の件数は読んだ範囲での延べ数で、年間の電気代は年間消費電力量に31円/kWhを掛けた計算値です。その後変動している可能性があるため、購入の際は、販売ページで最新の内容を確かめてから判断してください。
Amazonのアソシエイトとして、くらしスコープは適格販売により収入を得ています。


コメント